2007年8月2日木曜日

阿久悠さん追悼企画 「勝手にしやがれ」




阿久悠さんがお亡くなりになってしまいました・・・。


昭和の巨匠がまた一人この世を去り、

昭和がまた一歩過去から歴史に近づいたように思えます。


昨日のニュースを見て、自宅で大慌てで探した一枚。

沢田研二 

思い切り気障な人生



・・・普通買うならベスト盤とか買わないか?

自分でツッコミを入れたくなりますが、

名曲「勝手にしやがれ」が収録されているのがこれ。


最近カラオケに行ってませんけど、

行けば必ず歌う曲(笑)


別れの一幕を歌っていますけど、

「つらい」「悲しい」「寂しい」

など、心情を直接表現するような言葉が一切出てこない。

しかも、その悲しさ、寂しさを紛らわすために、

「夜というのに 派手なレコードかけて
 
 朝までふざけよう ワンマンショーで」


と、歌うこの曲が凄く好き。

男が簡単にないちゃいけないという時代背景があるのだろうか?

好きな歌、歌詞はたくさんありますけど、

歌詞の技巧としてレベルの高いものだと思います。


そんな阿久悠さんの詞が

もう生み出されることがなくなってしまいましたが、

これまでに残した作品はこれからも異彩を放って、

日本音楽界で語り継がれることでしょう。

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